アルミ化成処理とは
アルミ化成処理とは、化学反応によりアルミニウムに防錆効果の高い皮膜を析出させる技術で耐食性が高く、塗膜密着性向上+塗装膜耐食性向上目的での塗装下地としても多く採用されています。
タイシルベックでは3価クロム系化成処理は、ALT610処理を使用しております。アルミ化成処理の場合多くの処理薬液が存在しているものの、そのほとんどは性能面で近いものになります。
アルミ素材への化成(クロメート)処理は、全てRoHS指令対応の3価クロム化成処理と完全クロムフリーの化成処理です。
図面の指定薬液がALT610以外の場合でもぜひお問い合わせください。実際に様々薬液の制定から変更、承認、量産の実績があります。
化成処理の目的
- 耐食性向上性能評価:ADC12素材 JIS塩水噴霧試験72h レイティングNo.9.8
A1050素材 JIS塩水噴霧試験336h レイティングNo.10 - 塗装、接着剤、ゴム成形の密着強度向上
化成処理が可能な材質
- 各種アルミニウム
- 鉛ダイカスト
タイシルベックからのご提案
- コストダウン:高耐食性を低価格で確保できます。
- 問題解決:アルミ素材と塗装膜の密着不良を改善できます。
- 素材寸法が変化しません。
- アルマイトとは異なり、不動態皮膜がないため導電性があります。
タイシルベック 取り扱い化成処理
- 3価クロム系/アルミダイカスト用化成処理
- 3価クロム系/アルミ合金展伸材用化成処理